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2026.03.08

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SEOのページネーション対策完全ガイド|検索順位を守るための正しい設定方法

SEOのページネーション対策完全ガイド|検索順位を守るための正しい設定方法

「ブログの記事一覧を複数ページに分けたら、検索順位が下がってしまった…」

「ECサイトの商品一覧にページネーションを設定したけど、SEOに影響が出ないか心配…」

 

こうした悩みを抱えているWeb担当者やSEO担当者は少なくありません。

 

ページネーション(ページ分割)は、適切に設定しないとSEO評価を分散させ、検索順位の低下を招くリスクがあります。一方、正しく対処すれば、大規模サイトでも検索パフォーマンスを維持・向上させることができます。

 

本記事では、SEOにおけるページネーションの基本から、クロールバジェットへの影響、推奨される対策方法、サイトタイプ別の実装戦略まで、実務で使える情報を体系的に解説します。

 

目次

  • SEOにおけるページネーションとは?
  • ページネーションがSEOに与える影響
  • ページネーションのSEO対策【推奨手法】
  • rel="prev/next"の廃止とその後の対応
  • サイトタイプ別のページネーション対策
  • ページネーション実装時の注意点
  • まとめ|ページネーションは設計段階からSEOを意識する

 

中嶋 翼

この記事の監修者:中嶋 翼(CEO)

2020年在学中に起業。大学院で自然言語処理・物体検出の分野を主に専攻し、大学研究機関からの開発依頼の受注を期に法人化。大学院発ベンチャーとしてAI関連技術の開発やAIを活用したWEBマーケティングを産官学をはじめ、様々な分野・業種の方に展開。

趣味はポーカーとサウナと、認めたくないけどゴルフ。 来年こそポーカーで5ケ国周りたいと思ってます!

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SEOにおけるページネーションとは?

ページネーションとは何か、そしてSEO対策においてどのような課題が生じるのかを整理します。

ページネーション(ページ分割)の基本的な意味

ページネーション(pagination)とは、大量のコンテンツを複数のページに分割して表示する仕組みのことです。

ページネーションが必要になる場面

  • ECサイトの商品一覧ページ:カテゴリ内に数十〜数百点の商品がある場合
  • ブログ・メディアの記事一覧ページ:投稿数が増えるにつれてページが分割される
  • 検索結果・フィルタリングページ:絞り込み条件で大量の結果を表示する場合
  • データベース型サイト:不動産・求人・口コミサイトなど

SEOにおけるページネーションの課題

  • クロールバジェットの消費:ページ分割により、GoogleのクローラーがページごとにURLを巡回するためクロールバジェットが消費される
  • 評価の分散:本来1ページにまとめるべきコンテンツが分割されることで、各ページに与えられるSEO評価が薄まる
  • 重複コンテンツのリスク:各ページのヘッダー・フッターやサイドバーの内容が同じになることで、重複コンテンツとみなされる可能性がある
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ページネーションがSEOに与える影響

クロールバジェットへの影響

クロールバジェットとは、Googleのクローラーが一定期間内に1つのサイトにアクセスできる回数の上限のことです。ページネーションで多数のURLが生成されると、クローラーはそのすべてを巡回しようとするため、クロールバジェットを大きく消費します。

インデックスの分散リスク

ページネーションを設置すると、「/category/page/2」「/category/page/3」といった複数のURLが生成されます。Googleがこれらをそれぞれ独立したページとしてインデックスした場合、どのページを評価すべきか判断できず、検索順位が安定しなくなる可能性があります。

リンク評価の希薄化

ページネーションされたページ間でのリンクも、SEO評価の希薄化につながります。ページ数が増えるほど後ろのページへ伝わるリンク評価が減少します。

ページネーションがSEOに与える主な影響

  • クロールバジェットを消費し、重要なページのクロールが後回しになる
  • インデックスが分散し、どのページを評価すべきかGoogleが判断できなくなる
  • リンク評価が各ページに分散し、個々のページのSEO評価が低下する

ページネーションのSEO対策【推奨手法】

自己参照canonical+ページごとのインデックス

現在Googleが推奨している最も基本的な手法は、各ページネーションページに自己参照canonicalを設定し、それぞれのページを独立してインデックスさせる方法です。

<link rel="canonical" href="https://example.com/category/page/2/">

「もっと見る」ボタン・無限スクロールの実装

JavaScriptを使って追加のコンテンツを動的に読み込む仕組みで、URLを増やさずにコンテンツを表示できます。URLが増えないため、クロールバジェットの消費を抑えられ、インデックスの分散が発生しません。

全件表示ページ(View All)の活用

ページ分割せず、すべてのコンテンツを1ページに表示する「全件表示ページ(View All)」を用意し、canonicalをそのページに集約する方法も有効です。

<link rel="canonical" href="https://example.com/category/all">
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rel="prev/next"の廃止とその後の対応

Googleがrel="prev/next"を廃止した背景

2019年3月、GoogleはTwitterでrel="prev/next"の考慮を長年にわたってすでに行っていないと発表しました。

重要なのは、rel="prev/next"を設定していたとしても、すでにGoogleは参照していない点です。これをSEO対策として有効と考えて設定を続けているサイトは、今すぐ見直しが必要です。

廃止後に推奨される対策方法

  • 自己参照canonicalの設定:各ページに自分自身のURLをcanonicalとして設定する
  • コンテンツの品質向上:各ページが独立した価値あるコンテンツを持つよう設計する
  • 内部リンクの整備:ページネーションページ間の適切なリンク構造を維持する
  • XMLサイトマップへの記載:重要なページネーションURLをサイトマップに含める

サイトタイプ別のページネーション対策

ECサイト(商品一覧ページ)の場合

  • カテゴリページ(ページ1)をメインページとし、ページ2以降にもself-canonicalを設定する
  • フィルタリング・並べ替えページはnoindexにする
  • パンくずリストを充実させ、クローラーとユーザーがサイト構造を理解しやすくする

メディアサイト(記事一覧ページ)の場合

  • ページ2以降はself-canonicalを設定し、インデックスを許可する
  • 記事個別ページへの内部リンクを充実させる
  • XMLサイトマップに記事URLを記載し、直接インデックスしてもらう

データベース型サイトの場合

  • 主要な検索条件のページはインデックスを許可し、self-canonicalを設定する
  • マイナーな条件組み合わせのURLはnoindexまたはrobots.txtでブロックする
  • URLパラメータをGoogle Search Consoleで設定し、ソート順パラメータをクロール対象外にする
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ページネーション実装時の注意点

重複コンテンツの発生を防ぐ設定

  • URLパラメータによる重複:/page/1と/?page=1と/が同じコンテンツを表示している
  • ソート順・表示件数のパラメータが大量に存在する
  • HTTPとHTTPSの混在

ユーザビリティとSEOの両立

1ページに表示するコンテンツ量は、ユーザーが快適に閲覧できる量に調整する。「もっと見る」ボタンや無限スクロールを導入する場合も、JavaScriptが読み込めない環境への配慮が必要です。

まとめ|ページネーションは設計段階からSEOを意識する

  • ページネーションはクロールバジェット消費・インデックス分散・リンク評価の希薄化といったSEOリスクを持つ
  • Googleが推奨するのは「自己参照canonical」による各ページの独立評価、または「もっと見る」ボタン・無限スクロールへの移行
  • rel="prev/next"はGoogleがすでに考慮していないため、単独の対策としては機能しない
  • ECサイト・メディア・データベース型サイトそれぞれに適した対策が存在する

ページネーションの最適化は、新規サイト構築時または大規模なリニューアル時に取り組むのが最も効果的です。

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