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2026.02.04

WEB

URLパラメータとは?設定するメリットや具体的な方法を解説|計測で重要

URLパラメータとは?設定するメリットや具体的な方法を解説|計測で重要

 

「URLパラメータって何?」

「Webサイトの運用で見かけるけど、どう使えばいいのかわからない」

「マーケティング効果測定にどう活用すればいいの?」

 

このような疑問を抱えているWeb担当者やマーケティング初心者の方は少なくありません。

 

URLパラメータは、Webページに情報を渡すための仕組みで、適切に活用することでマーケティング効果測定やユーザー体験の向上に大きく貢献します。

 

本記事では、URLパラメータの基礎知識から種類、具体的な設定方法、マーケティングでの活用法、さらによくあるトラブルとその解決方法まで、初心者にもわかりやすく詳しく解説します。

 

目次

  • URLパラメータとは?基本の仕組みを理解する
    • URLパラメータの定義と役割
    • URLパラメータの基本構造
    • URLパラメータが使われる代表的なシーン
  • URLパラメータの種類3つ
    • クエリパラメータ(動的な情報の受け渡し)
    • トラッキングパラメータ(アクセス解析・効果測定)
    • フィルタリングパラメータ(検索・絞り込み機能)
  • URLパラメータの設定方法4ステップ
    • 基本的なパラメータの書き方
    • 複数のパラメータを設定する方法
    • UTMパラメータの設定方法
    • パラメータ設定時の注意点
  • マーケティングでのURLパラメータ活用法5つ
    • 広告効果測定での活用
    • メールマーケティングでの活用
    • SNSマーケティングでの活用
    • A/Bテストでの活用
    • キャンペーン効果測定での活用
  • URLパラメータに関するよくあるトラブルと対処法
    • 重複コンテンツ問題への対処法
    • パラメータが正しく機能しない場合の確認ポイント
    • 日本語パラメータの扱い方
  • URLパラメータとSEOの関係性
    • SEOに悪影響を与えるパラメータの使い方
    • canonicalタグでの正規化方法
    • Googleサーチコンソールでのパラメータ管理
  • Webマーケティングの課題は株式会社アリカへ相談!
  • まとめ

 

 

中島 翼

この記事の監修者:中嶋 翼(CEO)

2020年在学中に起業。大学院で自然言語処理・物体検出の分野を主に専攻し、 大学研究機関からの開発依頼の受注を期に法人化。大学院発ベンチャーとして AI関連技術の開発やAIを活用したWEBマーケティングを産官学をはじめ、 様々な分野・業種の方に展開。

趣味はポーカーとサウナと、認めたくないけどゴルフ。 来年こそポーカーで5ヶ国周りたいと思ってます!

 

URLパラメータとは?基本の仕組みを理解する

 

URLパラメータは、Webサイト運営において非常に重要な役割を果たす仕組みです。まずは基本的な定義と仕組みを理解しましょう。

 

URLパラメータの定義と役割

URLパラメータとは、URLの末尾に追加される変数のことで、Webページに特定の情報を渡すための仕組みです。

 

例えば、以下のようなURLを見たことはありませんか?

 

https://example.com/products?category=shoes&color=red

 

この場合、「?」以降の「category=shoes&color=red」がURLパラメータです。これにより、「靴のカテゴリで、色は赤」という情報をページに伝えています。

 

URLパラメータの主な役割は以下の通りです。

 

  • ページの表示内容を動的に変更する
  • 検索条件や絞り込み条件を保持する
  • 広告やメールなどの流入元を追跡する
  • ユーザーの行動を記録・分析する
  • 複数ページ間で情報を引き継ぐ

 

URLパラメータの基本構造

URLパラメータには決まった記述ルールがあります。正しい構造を理解することで、適切に設定できるようになります。

 

基本的な構造は以下の通りです。

 

基本URL + ? + パラメータ名=値 + & + パラメータ名=値

 

各要素の役割は以下の通りです。

 

  • 基本URL:パラメータを付加する元のページアドレス
  • ?(クエスチョンマーク):ここからパラメータが始まることを示す記号
  • パラメータ名:渡したい情報の種類を示す名前
  • =(イコール):パラメータ名と値を結びつける記号
  • :実際に渡す情報の内容
  • &(アンパサンド):複数のパラメータをつなぐ記号

 

具体例で見てみましょう。

 

https://example.com/search?keyword=靴&size=25&color=黒

 

この例では、「keyword(キーワード)=靴」「size(サイズ)=25」「color(色)=黒」という3つのパラメータが設定されています。

 

URLパラメータが使われる代表的なシーン

URLパラメータは、Webサイトのさまざまな場面で活用されています。代表的な使用シーンを理解することで、実務での応用イメージが掴めます。

 

ECサイトでの活用例として、以下のようなケースがあります。

 

  • 商品検索結果の表示(検索キーワード、カテゴリ、価格帯などを指定)
  • 商品の並び替え(価格順、人気順、新着順など)
  • 絞り込み検索(色、サイズ、ブランドなどの条件)
  • ページネーション(1ページ目、2ページ目などの指定)

 

マーケティング施策での活用例は以下の通りです。

 

  • 広告のクリック測定(どの広告からアクセスしたか)
  • メールマーケティングの効果測定(どのメールから流入したか)
  • SNS投稿の効果測定(どのSNS経由でアクセスしたか)
  • キャンペーンの成果追跡(どのキャンペーンが効果的か)

 

Webアプリケーションでの活用例として、以下のようなものがあります。

 

  • ログイン後のリダイレクト先指定
  • 言語設定の切り替え(日本語、英語など)
  • 表示件数の変更(10件表示、50件表示など)
  • セッション情報の管理

 

URLパラメータの基礎のポイント

  • URLパラメータはWebページに情報を渡す仕組み
  • 「?」でパラメータ開始、「&」で複数パラメータを連結
  • 検索機能やマーケティング測定など幅広く活用される

 

URLパラメータの種類3つ

 

URLパラメータには、用途に応じていくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解して、適切に使い分けましょう。

 

クエリパラメータ(動的な情報の受け渡し)

クエリパラメータは、ページの表示内容を動的に変更するために使用されるパラメータです。最も一般的に使われるタイプです。

 

クエリパラメータの代表的な用途は以下の通りです。

 

  • 検索キーワードの指定
  • 商品カテゴリの絞り込み
  • 並び替え条件の指定
  • ページ番号の指定
  • フィルター条件の設定

 

具体的な例を見てみましょう。

 

https://example.com/products?category=electronics&sort=price_asc&page=2

 

この例では、「電子機器カテゴリ」を「価格の安い順」で表示し、「2ページ目」を開くという指示をしています。

 

クエリパラメータのメリットは以下の通りです。

 

  • URLを共有するだけで同じ検索結果を表示できる
  • ブックマークして後から同じ条件で検索できる
  • 検索条件を変更しても同じページで処理できる

 

トラッキングパラメータ(アクセス解析・効果測定)

トラッキングパラメータは、マーケティング施策の効果測定やアクセス解析のために使用されるパラメータです。Webサイトの表示内容には影響を与えず、裏側でデータ収集に活用されます。

 

最も一般的なトラッキングパラメータは、Googleアナリティクスで使用されるUTMパラメータです。主要なUTMパラメータは以下の5つです。

 

  • utm_source:流入元(Google、Facebook、メールなど)
  • utm_medium:メディアの種類(cpc、email、socialなど)
  • utm_campaign:キャンペーン名(spring_sale、new_productなど)
  • utm_term:検索キーワード(有料検索の場合)
  • utm_content:広告の種類や内容(A/Bテストの識別など)

 

UTMパラメータの使用例は以下の通りです。

 

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_campaign=spring_sale

 

この例では、「Facebook」から「ソーシャルメディア経由」で「春のセールキャンペーン」の広告をクリックしてアクセスしたことがわかります。

 

フィルタリングパラメータ(検索・絞り込み機能)

フィルタリングパラメータは、検索結果や商品一覧を絞り込むために使用されるパラメータです。ECサイトや求人サイトなどで頻繁に使われます。

 

フィルタリングパラメータの代表的な用途は以下の通りです。

 

  • 価格帯の指定(min_price、max_price)
  • 色やサイズの選択(color、size)
  • ブランドの絞り込み(brand)
  • 在庫状況の指定(in_stock)
  • 評価の絞り込み(rating)

 

具体的な例を見てみましょう。

 

https://example.com/shoes?color=black&size=25&min_price=5000&max_price=10000&in_stock=true

 

この例では、「黒色」「サイズ25cm」「価格5,000円〜10,000円」「在庫あり」という条件で靴を絞り込んでいます。

 

フィルタリングパラメータを適切に設計することで、ユーザーは効率的に目的の商品を見つけることができ、ユーザー体験の向上につながります。

 

URLパラメータ種類のポイント

  • クエリパラメータは表示内容の動的変更に使用
  • トラッキングパラメータはマーケティング効果測定に活用
  • フィルタリングパラメータで検索結果を絞り込み

 

URLパラメータの設定方法4ステップ

 

URLパラメータは、正しい手順で設定することで効果的に活用できます。ここでは、基本的な設定方法から実践的なテクニックまで解説します。

 

基本的なパラメータの書き方

URLパラメータを設定する際の基本的な手順は以下の通りです。

 

  1. 元のURLを用意する
  2. URLの末尾に「?」を追加する
  3. パラメータ名を記述する
  4. 「=」を記述する
  5. 値を記述する

 

具体例で見てみましょう。

 

元のURL:

https://example.com/products

 

パラメータ追加後:

https://example.com/products?category=shoes

 

パラメータ名と値の決め方のポイントは以下の通りです。

 

  • パラメータ名は英数字とアンダースコアを使用(日本語は避ける)
  • わかりやすく意味が伝わる名前にする
  • 一般的な慣例に従う(category、page、sortなど)
  • 大文字小文字を統一する(通常は小文字)

 

複数のパラメータを設定する方法

複数のパラメータを同時に使用する場合は、「&」(アンパサンド)で連結します。

 

複数パラメータの記述手順は以下の通りです。

 

  1. 1つ目のパラメータを通常通り記述する
  2. 「&」を追加する
  3. 2つ目のパラメータを記述する
  4. さらに追加する場合は「&」で連結し続ける

 

具体例は以下の通りです。

 

https://example.com/products?category=shoes&color=black&size=25&sort=price_asc

 

この例では、4つのパラメータ(category、color、size、sort)が設定されています。

 

パラメータの順序については、機能上は順序が変わっても問題ありません。ただし、可読性やメンテナンス性を考慮して、一定のルールで統一することをおすすめします。

 

UTMパラメータの設定方法

マーケティング施策でよく使用されるUTMパラメータの設定方法を詳しく解説します。

 

UTMパラメータは、Googleアナリティクスで流入元を詳細に分析するために使用されます。基本的なUTMパラメータは3つです。

 

  • utm_source(必須):流入元の識別(google、facebook、newsletterなど)
  • utm_medium(必須):メディアタイプ(cpc、email、social、bannerなど)
  • utm_campaign(必須):キャンペーン名(spring_sale_2026など)

 

オプションのUTMパラメータは以下の2つです。

 

  • utm_term:有料検索のキーワード
  • utm_content:広告の種類やA/Bテストの識別

 

実際の設定例を見てみましょう。

 

Facebook広告のキャンペーンの場合:

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign=spring_sale_2026&utm_content=image_ad_v1

 

メールマガジンの場合:

https://example.com/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=monthly_202602

 

UTMパラメータを簡単に生成できるツールとして、Google Campaign URL Builderがあります。このツールを使用すれば、パラメータを手動で記述する必要がなく、自動的に正しいURLが生成されます。

 

パラメータ設定時の注意点

URLパラメータを設定する際には、いくつかの注意点があります。

 

使用できる文字と記号の制限として、以下の点に注意しましょう。

 

  • 半角英数字とアンダースコア、ハイフンが基本
  • 日本語を使う場合はURLエンコードが必要
  • スペースは「+」または「%20」に変換される
  • 特殊文字(&、=、?など)はパラメータ構造と混同されるため避ける

 

パラメータ名の命名規則として、以下のポイントを押さえましょう。

 

  • 意味が明確でわかりやすい名前にする
  • 略語を使いすぎない(catよりcategoryが望ましい)
  • チーム内で命名ルールを統一する
  • 一般的な慣例に従う(utm_source、page、sortなど)

 

パラメータの値にスペースや特殊文字が含まれる場合は、必ずURLエンコードを行いましょう。これにより、URLが正しく機能します。

 

パラメータ設定のポイント

  • 「?」でパラメータ開始、複数は「&」で連結
  • UTMパラメータはGoogleツールで簡単生成可能
  • 日本語や特殊文字はURLエンコードが必要

 

マーケティングでのURLパラメータ活用法5つ

 

URLパラメータは、マーケティング施策の効果測定に欠かせないツールです。ここでは、実務で活用できる5つの方法を詳しく解説します。

 

広告効果測定での活用

Web広告では、URLパラメータを使うことで、どの広告からどれだけのユーザーが流入したかを正確に測定できます。

 

Google広告やYahoo!広告などのリスティング広告では、以下のようなパラメータ設定が効果的です。

 

https://example.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand_keywords&utm_term=会社名&utm_content=text_ad_v1

 

この設定により、Googleアナリティクスで以下の情報が確認できます。

 

  • どの広告プラットフォームからの流入か
  • どのキャンペーンが効果的か
  • どのキーワードで検索されたか
  • どの広告クリエイティブがクリックされたか

 

ディスプレイ広告やリターゲティング広告でも、パラメータを活用することで、クリエイティブごとの効果を比較できます。

 

メールマーケティングでの活用

メールマガジンやステップメールでは、URLパラメータを使うことで、どのメールがどれだけの成果につながったかを測定できます。

 

メールマーケティングでの設定例は以下の通りです。

 

https://example.com/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=monthly_202602&utm_content=top_banner

 

メール内に複数のリンクがある場合、utm_contentパラメータで識別できます。

 

  • ヘッダーのリンク:utm_content=header_link
  • 本文中のリンク:utm_content=body_link
  • フッターのリンク:utm_content=footer_link

 

これにより、メール内のどの位置のリンクがクリックされやすいかも分析できます。

 

SNSマーケティングでの活用

SNS投稿にURLパラメータを追加することで、どのSNSプラットフォームからどれだけのトラフィックがあったかを正確に把握できます。

 

各SNSでの設定例は以下の通りです。

 

Twitter(X)の場合:

https://example.com/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=product_launch

 

Instagramの場合:

https://example.com/?utm_source=instagram&utm_medium=social&utm_campaign=influencer_collab

 

Facebook広告の場合:

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=paid_social&utm_campaign=retargeting

 

utm_mediumで「social」(オーガニック投稿)と「paid_social」(有料広告)を区別することで、より詳細な分析が可能になります。

 

A/Bテストでの活用

URLパラメータを使うことで、異なるバージョンのランディングページやクリエイティブのパフォーマンスを比較できます。

 

A/Bテストでのパラメータ設定例は以下の通りです。

 

パターンAの場合:

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign=summer_sale&utm_content=image_ad_A

 

パターンBの場合:

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign=summer_sale&utm_content=image_ad_B

 

utm_contentパラメータで広告バージョンを識別することで、Googleアナリティクスでどちらの広告が効果的かを比較分析できます。

 

キャンペーン効果測定での活用

複数のマーケティングチャネルで展開するキャンペーンでは、URLパラメータを統一的に管理することで、総合的な効果測定が可能になります。

 

例えば、「春のセールキャンペーン2026」を複数チャネルで展開する場合、以下のように設定します。

 

Google広告:

https://example.com/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=spring_sale_2026

 

Facebook広告:

https://example.com/?utm_source=facebook&utm_medium=paid_social&utm_campaign=spring_sale_2026

 

メールマガジン:

https://example.com/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=spring_sale_2026

 

utm_campaignを統一することで、キャンペーン全体の効果を横断的に分析できます。

 

マーケティング活用のポイント

  • UTMパラメータで広告・メール・SNSの効果を正確測定
  • utm_contentでA/Bテストの結果を比較可能
  • utm_campaignの統一で横断的なキャンペーン分析が可能

 

URLパラメータに関するよくあるトラブルと対処法

 

URLパラメータを使用する際には、いくつかのトラブルが発生する可能性があります。ここでは、よくある問題とその対処法を解説します。

 

重複コンテンツ問題への対処法

URLパラメータを使用すると、同じコンテンツが複数のURLで表示されることがあり、これが重複コンテンツとしてSEOに悪影響を与える可能性があります。

 

重複コンテンツが発生する典型的なケースは以下の通りです。

 

  • 並び替えパラメータ(sort=price_asc、sort=price_desc)
  • ページネーションパラメータ(page=1、page=2)
  • セッションIDパラメータ(sessionid=abc123)
  • トラッキングパラメータ(utm_source、utm_mediumなど)

 

対処法としては、以下の方法があります。

 

canonicalタグの使用(最も推奨される方法):

<link rel="canonical" href="https://example.com/products" />

 

このタグをページのhead内に設置することで、検索エンジンに「このページの正規版はこのURLです」と伝えることができます。

 

Googleサーチコンソールでのパラメータ設定も有効です。サーチコンソールの「URLパラメータ」機能で、特定のパラメータがコンテンツに影響しないことを指定できます。

 

パラメータが正しく機能しない場合の確認ポイント

URLパラメータを設定したのに期待通りに動作しない場合、以下のポイントを確認しましょう。

 

構文エラーの確認:

 

  • 「?」が正しく使われているか
  • 複数パラメータが「&」で連結されているか
  • 「=」が各パラメータで正しく使われているか
  • 余分なスペースが入っていないか

 

誤った記述例:

https://example.com/products?category=shoes?color=black(「?」が2回使われている)

 

正しい記述例:

https://example.com/products?category=shoes&color=black

 

また、サーバー側の設定確認も重要です。パラメータを受け取るプログラムが正しく実装されているか、開発者に確認しましょう。

 

日本語パラメータの扱い方

URLパラメータに日本語を使用する場合、特別な処理が必要です。そのまま日本語を使うと、ブラウザやシステムによっては正しく動作しません。

 

日本語をURLパラメータで使用する際は、必ずURLエンコード(パーセントエンコーディング)を行いましょう。

 

エンコード前:

https://example.com/search?keyword=靴

 

エンコード後:

https://example.com/search?keyword=%E9%9D%B4

 

多くのプログラミング言語には、URLエンコードを行う関数が用意されています。

 

  • JavaScript:encodeURIComponent()
  • PHP:urlencode()
  • Python:urllib.parse.quote()

 

ただし、パラメータ名には日本語を使わず、値のみに日本語を使用することをおすすめします。パラメータ名は英数字にすることで、管理や保守がしやすくなります。

 

トラブル対処のポイント

  • 重複コンテンツ対策にはcanonicalタグが有効
  • 構文エラー(?、&、=の使い方)を必ず確認
  • 日本語はURLエンコードして使用する

 

URLパラメータとSEOの関係性

 

URLパラメータは便利な機能ですが、適切に管理しないとSEOに悪影響を与える可能性があります。ここでは、SEOとの関係性と対策方法を解説します。

 

SEOに悪影響を与えるパラメータの使い方

URLパラメータが増えすぎると、検索エンジンのクロール効率が低下し、SEO評価が分散する可能性があります。

 

SEOに悪影響を与える典型的なケースは以下の通りです。

 

  • 無限に近いパラメータの組み合わせが生成される
  • セッションIDがURLに含まれてしまう
  • 同じコンテンツが複数のURLで表示される
  • パラメータ付きURLとパラメータなしURLが混在する
  • トラッキングパラメータがインデックスされる

 

例えば、ECサイトで以下のような状況が発生すると問題です。

 

https://example.com/products?sort=price&color=red&size=M&page=1
https://example.com/products?color=red&sort=price&page=1&size=M
https://example.com/products?page=1&size=M&sort=price&color=red

 

これらは実質的に同じ内容ですが、URLが異なるため検索エンジンは別々のページとして認識してしまいます。

 

canonicalタグでの正規化方法

URLパラメータによる重複コンテンツ問題を解決する最も効果的な方法は、canonicalタグの設定です。

 

canonicalタグは、複数の類似URLがある場合に「正規版」のURLを検索エンジンに伝えるタグです。HTMLのhead内に以下のように記述します。

 

<link rel="canonical" href="https://example.com/products" />

 

設定例を見てみましょう。

 

パラメータ付きURL(実際のページ):

https://example.com/products?sort=price&color=red

 

このページのhead内に以下のcanonicalタグを設置:

<link rel="canonical" href="https://example.com/products" />

 

これにより、検索エンジンは「https://example.com/products」を正規版として評価し、パラメータ付きURLは評価の対象外となります。

 

canonicalタグ設定時の注意点は以下の通りです。

 

  • 相対URLではなく絶対URLで指定する
  • 自己参照canonical(同じURLを指定)でも問題ない
  • 複数のcanonicalタグを設置しない
  • リダイレクトとcanonicalを混同しない

 

Googleサーチコンソールでのパラメータ管理

Googleサーチコンソールには、URLパラメータを管理する機能があります。この機能を使うことで、検索エンジンに対してパラメータの扱い方を指示できます。

 

サーチコンソールでのパラメータ設定手順は以下の通りです。

 

  1. Googleサーチコンソールにログイン
  2. 対象のプロパティを選択
  3. 「設定」→「クロール」→「URLパラメータ」を選択
  4. 「パラメータを追加」をクリック
  5. パラメータ名を入力
  6. パラメータの動作を選択(「コンテンツに影響しない」など)

 

パラメータの動作設定には以下の選択肢があります。

 

  • Googleに決定を任せる:デフォルト設定
  • すべてのURL:パラメータの有無にかかわらずクロール
  • 代表的なURL:パラメータなしのURLのみクロール
  • URLを指定:特定のパラメータ値のみクロール

 

例えば、UTMパラメータのような、コンテンツに影響しないトラッキングパラメータは「代表的なURL」に設定することで、無駄なクロールを避けられます。

 

ただし、この設定は慎重に行う必要があります。誤った設定をすると、重要なページがインデックスされなくなる可能性があるため、不明な場合は「Googleに決定を任せる」を選択しましょう。

 

SEO対策のポイント

  • パラメータの乱用はSEO評価の分散を招く
  • canonicalタグで正規URLを明示する
  • サーチコンソールでパラメータの扱いを指定可能

 

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まとめ

 

URLパラメータは、Webサイトの機能拡張やマーケティング効果測定において欠かせない仕組みです。適切に活用することで、ユーザー体験の向上とビジネス成果の最大化を実現できます。

 

本記事で解説した内容を振り返りましょう。

 

URLパラメータとは、URLの末尾に追加される変数で、Webページに情報を渡すための仕組みです。「?」でパラメータを開始し、複数のパラメータは「&」で連結します。

 

URLパラメータには、以下の3つの主要な種類があります。

  • クエリパラメータ:ページの表示内容を動的に変更
  • トラッキングパラメータ:マーケティング効果測定に活用
  • フィルタリングパラメータ:検索結果の絞り込みに使用

 

設定方法としては、基本的な記述ルールを理解し、UTMパラメータの場合はGoogleのツールを活用すると効率的です。日本語を使用する場合は必ずURLエンコードを行いましょう。

 

マーケティングでの活用法として、以下の5つの場面でURLパラメータが効果を発揮します。

  • 広告効果測定
  • メールマーケティング
  • SNSマーケティング
  • A/Bテスト
  • キャンペーン効果測定

 

よくあるトラブルとして、重複コンテンツ問題やパラメータの構文エラー、日本語の扱いなどがあります。canonicalタグの設定やGoogleサーチコンソールでの管理により、これらの問題を適切に対処できます。

 

SEOとの関係では、パラメータの乱用がSEO評価の分散を招く可能性があるため、canonicalタグで正規URLを明示し、サーチコンソールでパラメータの扱いを適切に設定することが重要です。

 

URLパラメータは、正しく理解して活用すれば、マーケティング活動を大きく前進させる強力なツールです。本記事で紹介した方法を参考に、自社のWebサイトやマーケティング施策に活かしてみてください。

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